平成29年度 事業計画

 

(平成29年4月1日~平成30年3月31日)

 

 当財団は、設立12年目を迎える。また、平成23年7月1日新公益法人に移行して6年目となる。今年度は、前年度に引き続き産業経済の発展に資するため、次世代成長産業分野の育成に努めることとするが、福岡県立明善高等学校(以下「指定高校」という。)卒業生に対する奨学金給付事業及び国立工業高等専門学校が実施する国際交流事業への支援など新たな事業を実施する。

 

 また、当法人と同趣旨の基に設立された「一般社団法人柿原明善堂」とも連携し、事業推進を図ることとする。

 

 なお、今年度も大学や公的研究機関等の研究事業に対しては優遇策を講ずることとする。

 

 1 先端科学技術の研究

  本県の新たな産業の振興に寄与するような産学による共同研究または個人の研究者に対して、研究助成する。

 

 {研究者等への助成}

 この事業は、研究開発活動への助成である。

 

 地域経済の活性化、新たな産業の振興等波及効果の大きい研究テーマについて助成することにより開発を促進し、科学技術の振興を図るものである。

 

  助成対象となる研究課題は、原則として公募する。応募課題を当財団の選考委員

会が審査し、その結果に基づき理事会が決定する。

 

   助成対象事業は次のとおりである。

 

 ア.バイオベンチャー等育成事業

 先端的バイオの研究開発(DNA解折、バイオチップ、バイオセンサー等)でバイオテクノロジーの分野において新産業の創出とベンチャー企業の育成に寄与するもの。

 

 イ. 先端科学技術開発等の育成事業

  民間企業や大学等の先端的で高度な研究シーズを活用して、新たな産業分野の創出と育成に寄与するもの。

 

2 科学技術振興調査事業

  大学等の有する研究シーズについてアンケートやヒヤリングなどにより、研究開発テーマとなり得るようなテーマの調査を行う。

 調査対象先は県内の理工系大学、試験研究機関等とする。

 

 なお、今年度はこれまでに研究助成を受けた者の研究実績の発表会を開催し、発表者等との意見交換会を実施し、研究開発テーマとなり得るようなテーマの掘り起こしを行う。

 

3 先端科学技術の普及を担う人材の養成

 

(1) 産・学・官連携によるクリエータの育成事業の支援

  産・学・官連携により行うデジタルコンテンツ関係のクリエータ育成のための事  業 を支援する。

 

(2) 海外留学生への奨学金の支給

  大学等に在学し、バイオテクノロジー、情報技術等に関して履修又は研究を行っている外国人留学生に対し支援し、人材の育成を図るとともに、科学技術の発展に寄与する。

 

(3) 福岡県立明善高等学校の卒業生に対する奨学金給付事業

  福岡県立明善高等学校の卒業生で、福岡県内の大学(科学技術関係学部に限る。)に進学する者に対し、奨学金を支給することにより、先端科学技術の普及を担う人材の育成を図る。

 

(4) 国立工業高等専門学校が実施する国際交流事業への支援

  国立工業高等専門学校在学生が、国際競争に負けない国際感覚を有する科

 学者となれるようアジア諸国の大学や企業等との交流を深める事業を国立工業 高等専門学校が実施する場合に助成金を交付し、先端科学技術の普及を担う人材の養成を図る。

 

4 研究懇談会の開催

  研究発表会に併せて、発表者等との意見交換会を実施する。

  

5 会議

   理事会及び評議員会をそれぞれ次のとおり開催する。

 

    定例理事会   平成29年5月、平成29年10月及び平成30年3月の3回

      定例評議員会  平成29年5月及び平成30年3月の2回

 

   その他、必要に応じて理事長がこれを招集する。